Yuji Obata's information from TOKYO


by y-ob
 本日12月11日(土)から東京都写真美術館で始まりました「日本の新進作家展vol.9」に参加しています。 出品作家 中村ハルコ 小畑雄嗣 白井里美 池田宏彦 山城知佳子 結城臣雄。
 写真集「二月」からプリント33点を展示しています。今回のプリントはインクジェット用紙、Museo Silver Rugを使用しエプソンプリンターPX-5002で制作したものですが、特にモノクロは満足できる仕上がりになったと思います。

 
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写真は 中村ハルコ 「光の音」 の展示部分 イタリアの村で撮影された美しいスナップ


 そして3階展示室、同時開催の「スナップショットの魅力」は、新規収蔵作品ラルティーグのビンテージプリント他、ウォーカー・エヴァンズの地下鉄のポートレート、ムンカッチ、、ウィノグランド、森山大道、等素晴らしい企画内容で、アレクセイ・ブロドヴィッチの幻の写真集「BALLET」も展示されています。是非、お越しください。


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# by y-ob | 2010-12-11 13:26
 12月2日~5日、マイアミで開催されるアートフェア。
 James Danziger氏のギャラリー‘DANZIGER PROJECTS‘ から、雪の結晶のプリント ‘HOMAGE TO WILSON A. BENTLEY` が出品されます。今回出品する写真は、エプソンのインクジェットプリンターPX-5002で出力したモノクロプリントで、仕上がりは満足できるものでした。

 DANZIGER PROJECTS の詳細は下記からどうぞ。

http://www.danzigerprojects.com/exhibitions/2010_12_pulse-miami/

PLUSE MIAMI
http://www.pulse-art.com/

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# by y-ob | 2010-11-30 11:29

茨木のり子の家

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 1年かけて撮影させていただいた詩人・茨木のり子さんの家が、一冊の本になり先週発売されました。1958年にご自身が設計にもかかわって建てられた家は、畳の部屋がなく、当時としても現在の感覚でもモダンな雰囲気をたたえています。詩やエッセイに登場する庭の樹や生活の道具なども多く撮影されています。
 是非、ご覧ください。

「茨木のり子の家」 詩・茨木のり子   平凡社  1890円   11月25日発売
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# by y-ob | 2010-11-28 16:44

新宿の夜

 先日ポスターを見かけて、11月15日に紀伊国屋ホールで開催される講演会のチケットを衝動的に買ってしまっていたため、同日夜その講演を聴きに行った。「佐藤優とキリスト教」、対談相手の柄谷行人氏の姿を見たいというミーハーな気持ちでしたが、何故かこちらの気持を昂ぶらせる対談だった。思わず柄谷氏サイン入りの本を買ってしまいました。バスケットボールと数学の青年の面影が残る知の巨人。「その回路の中に閉じこめられているという自覚がないため、人々はその中をぐるぐるまわっているだけなのに、歴史的前進していると錯覚しているのである。」~「世界史の構造」序文、難しくて読めるかどうかわからない。柄谷氏が世に出した森敦著「意味の変容」も大好きな一冊なのですが、、、

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           「世界史の構造」 柄谷行人著  岩波書店   3500円+税

そして、何故か新宿の夜が続いて、二の酉の花園神社で最後の見世物小屋、蛇を食べる女、火を噴く女などまだこういう文化が残っていることに驚きながら、新宿の場所としてのおもしろさを久しぶりに感じました。
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# by y-ob | 2010-11-19 22:25

この夏の写真展と書籍

 更新が滞ってしまい、チェックしていただいている皆さんにはたいへん失礼いたしました。
 
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vedove widows Takashi Homma A FANTOMBOOKS 2010 イタリア

 これはイタリアで出版されたホンマタカシさんの写真集で、テキスト冊子+厚紙+写真冊子がカバーの中に収められてゴムバンドで留められています。限定350部だそうで日本では売り切れ、アメリカのphoto-eyeでは確か、まだ購入可能?
 イタリアの家庭の記念写真と写真家によるその未亡人のポートレート。家族の手によるスナップや肖像写真は、写真の「王道」。面白さ、懐かしさがあるように思います。構成、造本、部数など参考になった本。


 次に、この夏読書した「話す写真」は畠山直哉さんが各地で行った講演を集めたもので、写真制作の過程でどのようなことを考え、どんな撮影装置を作ったか、など内容に興味が尽きなかった。というのは、一昨年夏の東川フォトフェスタで、若い人たちの写真を講評する畠山さんの理知的な言葉に感銘を受けたことがあって、是非読みたい本だったのです。
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「話す写真 見えないものに向かって」 畠山直哉著  小学館   ¥2100-

 
 展覧会は松江にある島根県立美術館での奈良原一高「手のなかの空」。長崎で開催されていた奈良原氏の展覧会を見逃したけれど、ちょうど出雲に行く用事があり、松江で集大成を見ることができた。1954年の「無国籍地」から始まる膨大な量の写真。最近の展覧会の多くは、点数が少なく、入場料に見合った感動、満足感が非常に足りない。その点からだけでも、この展覧会は凄かった。勿論、50年以上を経ても奈良原一高氏の写真の魅力は色あせていないと思った。見終わった時、静かな興奮状態になっていました。
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「手のなかの空 奈良原一高 1954‐2004」  島根県立美術館発行 図録



 
 
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# by y-ob | 2010-09-15 19:53